いのうえ さん


職種:介護職


入職:2015年


取材:2016.01

この仕事をするきっかけを教えてください

私がなごみの里で仕事をする少し前に、祖母が亡くなってしまったのですが、それまでのあいだ、日に日に身体が弱っていって、私のことも忘れてしまった祖母の姿を見るのがとても辛くて切なくて……面会に行くのもつい足が遠のいてしまってたんです。家族としての気持ちを経験する中で、身内であるがゆえの感情的になりがちな家族の方に対して、何か力になりたいと思うようになりました。そんな中で「介護」の仕事に興味をもち、介護のプロとして家族の方も安心してもらえるケアをしたいと考え、この仕事をしようと思いました。

この仕事をして楽しいと感じたりやりがいを感じる時はどんな時ですか?

毎日楽しいですよ!利用者さんと会話をしている時などはとても楽しいです。また、「あなたがいると安心する」とか「待ってたのよ」など、そんな言葉をいただいた時は自分が必要とされていると実感できて、とても嬉しかったですし、それがやりがいにも繋がっています。

辛いと感じることは?

早番で朝起きる時くらいですね〜(笑)
業務の中では、もちろん仕事ですから辛いこともありますが、楽しいと感じることが上まわっているので、あまり感じません!

いつも心がけていることは?

今は技術的なことでは、まだまだ諸先輩方には劣っていますので、利用者の方それぞれの心を理解することや安心できる空間を創りあげること、毎日楽しく過ごしていただけるようにすることなどを、いつも心掛けています。皆さんが笑顔で過ごしていただけるように、今日1日何回笑わせることができたかなど自分の中で努めて行動するようにしています。

なごみの里で働いての印象は?

入職前になごみの里以外の施設も見学させていただいたのですが、利用者の方の笑顔が見られなかったんです。表情が暗いといいますか…。入浴の時間も、バーっとみんなで浴室へ行って、待っている方はジーっとテレビを見ながら待っている、そんな印象でした。その後になごみの里を見学させていただいたのですが、職員が利用者の方と談笑していたり、手を繋いで笑顔で廊下を歩いていたり、利用者さんのペースで過ごされているのを見て「私はここで働きたい!」って思いましたね。
なごみの里で働くようになって、私の配属された「ふじ」というユニットはリーダーをはじめ皆が、毎日楽しく過ごしてもらえるような、ましてや利用者の方に「長生きなんてするもんじゃない」なんて絶対言わせないようなユニットであるよう、力を合わせて取り組んでいるので、とても溶け込みやすかったですし働きやすい環境ですね!私がお婆ちゃんになってもしも特養に入ることになったら「ふじ」がいいです(笑)

今後の夢や展望があったら教えてください

もちろん将来的に資格などもどんどん挑戦はしたいと思っていますが、今はとにかく学ぶことが多くて、先輩方に教わりながら現場での実務経験を積んでいるところで、日々反省、日々努力の毎日です。でも経験豊富な先輩方がいつも親切に教えてくださるので、私も資格を取得できた頃には、しっかりと経験を活かしたアドバイスができるような存在になりたいですし、今は何より利用者さんにとって、もっともっと頼りになる存在になりたいです!

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