むとう さん
職種:介護職
入職:2015年
取材:2016.03
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この仕事をするきっかけを教えてください
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いつも溌剌としてどこでも自転車でとんで行くような母が、ある時に膝を痛めて膝が動かなくなってしまったんです。当時私はパート勤めをしてまして正社員として仕事をしたいと思っていた時に、母が介助が必要な状態になったものですから、介護の仕事に携わってみようかなと思いました。正直なところ母ひとり介助することなんてできる、と高を括っていたのですが、ほぼ何もできなかったんです。逆に自分の体を壊すはめになるなぁと…。介護福祉士の兄から助言を受けながら介助をしていたのですが、これはそんなあまいものではない、勉強しながら介護の仕事をしていこう、そう思ってこの仕事に就きました。
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この仕事をして楽しいと感じたりやりがいを感じる時はどんな時ですか?
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なごみの里で仕事をするようになって1年が経って、私も未熟ながらもようやく慣れてきて、利用者の方々も私に慣れてきて…最近では利用者の方が私の顔を見て笑うんですよ!笑われてるって思う反面ようやく心からの笑顔を見せてもらえるようになったかなぁって思います。ちょと自己満足ですけどそんな時はとても嬉しいですね!
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辛いと感じることは?
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初めの頃は食事の介助も排泄の介助も、なかなかうまく出来なくて、利用者の方からストレートにお叱りを受けたりして…。よく凹みました(笑)。1年経った今でも利用者の方が私に慣れてくれて笑顔で「ありがとう」って言ってくださり、その言葉に救われていますが、私自身はまだまだ勉強し続けて努力していかなければと思っています!
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いつも心がけていることは?
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自己満足になってはいけないと思っていますね。自分本位ではなく、相手が満足しないと意味がない、そう思って仕事をしています。それから、やはり当然ですが事故の無いようにということは常に心掛けています。そこは緊張感を持って目配り気配りを常にしていなければと思っています。
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なごみの里で働いての印象は?
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初めに見学させてもらった時に感じたのですが、あったかそうな施設だなぁと思いましたね。働いているスタッフの方々や利用者の方の表情など、すべてにおいて、そういう印象でした。実際に働き始めてからも同じ印象です。私が配属されたユニットも、とてもあたたかいユニットだなぁと感じましたね。たまに私が未熟な分せわしなかったりする時もあるんですけどね(笑)。他のスタッフに迷惑をかけながらも、このままあったかいユニットであり続けたいと思っています!
私の所属する「ふじ」もペアユニットの「もも」もスタッフの皆さんとてもいい方ばかりで、相談すれば応えてくださりますし、技術的なことも親切に教えてくださるので、働きやすくてありがたいです。
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今後の夢や展望があったら教えてください
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展望とか夢とか今は何も考えられていないのが正直なところです。今いらっしゃる利用者さんが、1日に1回でも多く笑顔で過ごして頂けるように、努力していきたいこと。あとはミスを減らしていく、特に事故に繋がるようなミスは絶対しないように日々勉強して頑張っていきたいです!