おまた さん


職種:介護職


入職:2015年


取材:2016.02

この仕事をするきっかけを教えてください

私は正直なところ、特にこの仕事をしたかったとか、情熱を持ってそれこそ腕まくりをして介護の仕事を始めたわけではないんです。それまではずっと事務職をしていたのですが、何か手に職をつけたいと思った時に、たまたまホームヘルパー2級の講座を受けて…。それでも事務職を続けていたのですが、転職を考える機会があって以前勉強したヘルパーをやってみようと思いこの仕事に就きました。それからは在宅やグループホームを経験してなごみの里に入職しました。

この仕事をして楽しいと感じたりやりがいを感じる時はどんな時ですか?

利用者の方々とコミュニケーションをとっている時はとても楽しいですね。高齢者の方と接していると勉強になります!利用者の方にも私たちヘルパーにもそれぞれ性格がありますので、難しい部分もありますがそこに楽しさややりがいを感じることもあります。今現在、介護の仕事全体的にみても毎日やりがいを持って取り組めていますね!

辛いと感じることは?

体力を使う仕事ですから、そこは辛いと感じることもあります。あとは…この仕事は技術だけマスターしていれば良いわけではありませんからね。先程も申し上げたように、人を相手にする仕事ですし、それぞれの方の性格がある中で、特に認知症の方は気持ちも急変することがありますので、なかなか教科書通りにはいかない部分もあって…そういうことで悩んだりすることはありますね。

いつも心がけていることは?

食事介助や排泄介助など日常の業務をしっかり行なうのは当然なのですが、ただ技術的なことをするだけでなく、お話されることに耳を傾けよく観察をして、長く人生を歩んできた方々のその背景などをよく理解してケアをしていくように心掛けています。

なごみの里で働いての印象は?

特養で働くのはなごみの里が初めてなのですが、私が思っていた特養のイメージとは違っていましたね。昔の従来型のイメージが強かったのかもしれませんが、なごみの里はユニット型ですし、利用者の方それぞれの意見を尊重してケアをすることを重視していて、私の所属する「くれない」でも皆さんご自分のペースで過ごされているので、私もそれを意識して取り組んでいます。個室でプラベートな空間や時間もあって、もしも自分が利用者として入ることがあれば、こういう施設がいいと思いますね。でも利用者さんに過ごしやすいと感じてもらうのは、私たちの努力次第だと思いますし、そう思って頂くようにするのも私たちの役目だと思います。私自身はリーダーをはじめスタッフや利用者の方々にも恵まれていて、とても働きやすい環境ですので、今後も利用者の方やご家族の方に、安心して頂ける介護をしていけるように努力していきたいですね。

今後の夢や展望があったら教えてください

今まで介護の仕事をしてきたなかで出会った利用者の方々のことも忘れることなく、今出会っている「くれない」のそれぞれの利用者さんと向き合って、より良い介護をしていきたいです。利用者さんに対して良い介護をするためには、技術的なことはもちろんのこと、私たちが精神的にゆとりのある介護をしていくことが大切だと思いますので、これからも努力していきたいです!

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